村上たかしさんの星守る犬を読んでみました。
星守る犬・・・。
「守る」は見つめるの意。
星が欲しくてじっと見つめる犬の姿から転じて、
高望みをする人の事を表す諺です。
映画化されるようで、最近話題になっていますね。
表紙の犬の絵に惹かれて思わず買ってしまいました。
僕の最初の記憶は、たしか「箱」の中で一生懸命鳴いていた事だ。
物語はここから始まります。
娘と奥さん、犬のハッピー、そしてお父さん。
毎日の散歩、幸せな生活を送る家族。
しかし、年月を重ねる毎に状況は少しづつ変わり、
娘は不良に、お父さんは失業と持病を抱え離婚、
全てを失ったお父さんは、ハッピーを連れ
一人と一匹、南を目指し旅にでます。
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読み終わり目頭が熱くなりました。
村上たかしさんはたぶん犬を飼っているんでしょうね。
子供の頃うちも飼っていました。
その犬にソリを引いてもらったり、一緒に化石を探しに行ったり
海であそんだり・・・。
懐かしいなぁ。
感動はピークに。
隣には小松菜を食べるぴっぴこ
ぴっぴこ、俺はどんなことがあっても絶対負けない。
お前を守ってやるからな。
鳥かごに手を入れた瞬間、がぶっ!!
このKYバカ鳥に噛みつかれ一瞬で我に返りました。
現実は厳しい、それは間違いないな。
一日一日を大切に生きよう。
そう思いました。
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