3/18日、そろそろ白鳥達がシベリアに帰る頃と思い
川島町の白鳥飛来地に行ってきました。
二週間に一回位は行ってるんですけどね。
そこで変な動きの白鳥を発見。
最初はわからなかったのですが、
注意して見ていると、釣り糸が足に絡まって
片足が動かなくなっている事に気付きました。
白鳥って野山の鳥のようにその場から飛ぶ事ができなくて、
ペンギンみたいな足で水面を蹴って飛び立つんです。
助走には10m位は必要なんじゃないでしょうか。
助走の様子は過去記事を参照下さいhttp://kozakura71.blog91.fc2.com/blog-entry-98.html

この足じゃシベリアに帰れない・・・
どうしたらいいかわからなかったので
埼玉県環境部自然環境課にダメもとでメールしてみました。
こんにちは。
???在住のぴっぴこと申します。
3/18日川島町の白鳥飛来地に遊びに行ったところ、
足に釣り糸が絡まってうまく動けないでいる白鳥を見付けました。
自分でとってあげようとも思ったのですが、
大きさが大きさですし、いじめてると思われてもいけないので・・・
自然の怪我ならしょうがないとも思えるのですが、
人間が絡んだ怪我のようだったので何とかしたいと思い
メールさせていただきました。
写真を添付致します。
ダメならダメでしょうがないと思うのですが、
是非助けてあげて欲しいです。
お忙しいところ申し訳ありませんが、
ご検討下さい。
メールにはこのページの写真を添付しました。

翌日の午前中、埼玉県環境部自然環境課の方から返信がありました。
この地区を管轄している東松山環境管理事務所の方に現地を確認してもらい、
ハクチョウを確認することができました。
ただ、近づくと水面に移動してしまうため、
網やボートなどある程度の規模で保護を実施する必要があるが、
周辺にまだ70羽あまりの白鳥がいるため、
このような活動は他の白鳥を怖がらせる事につながってしまう。
なので、しばらく定期的に観察することとし、
ある程度、ハクチョウが飛び立ってから保護して対応したいと思います。
こんな内容でした。

メールを読ませてもらい目頭が熱くなりました。
こんなに早く対応してくれるなんて・・・
本当に感謝、感謝です。

釣り糸を残した人は、
こんな事になるとは想像していないと思いますが、
調べてみると嘴に釣り糸が絡まって餌が食べられなくなったりする
鳥がけっこういるそうです。
釣りを愛する人は自然を愛する人だと思います。
このような被害がなくなるよう
協力をお願いします。

釣り糸を捨てないで。
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