キャンピングカーのサブバッテリーについて考えてみました。

キャンピングカー

年に二回だけの貴重な長期キャンピングカー旅ですが
サブバッテリートラブルの為に今回は残念ながら途中で切り上げることに。
一週間以上の長旅は年に一度か二度ですが
私のキャンピングカー利用のメインはブログ記事にはならないような
公園に行ってお昼寝とか景色のいい場所で映画鑑賞なんていうことがほとんどなので
長期旅行がないからといってサブバッテリーが使えないのは困ってしまうんです。
それにバッテリーからの異臭は引火、爆発の原因になるなんていうコメントもいただきましたから
こんな恐ろしい状態をいつまでも放置しておくわけにはいきません。
ということで能登旅行からの帰宅後すぐに膨らんで使えなくなったサブバッテリーを交換することに。
まず今まで使っていたサブバッテリーの銘柄を調べてみました。
DSCN9510 (2)
なになに・・・
AZバッテリーという会社のMF95D26Rってかいてある。
へぇ~
いろんな人のブログ等を読んでいると
ACデルコやパワーソニック、G & Yu なんていうブランドが多いけど
AZバッテリーは聞いたことがないなぁ・・・
それにMF95D26Rって書いてあるけど何かの規格なの??
なんだかよくわからないので調べてみることに。
まず最初のMFですがメンテナンスフリーという意味だそうです。
新しいサブバッテリーを探していると目に入る物のほとんどがMFタイプになっているようだから
ここはあまり気にしなくてもいいのかな??
次の95はバッテリーの性能ランク
105とか115とか数値が上がるほど容量や性能が上がっていきます。
次にでてくるアルファベットのDはバッテリーの幅 X 高さを表していて
私の場合はDでしたので173mm X 204mm となります。
これもABCDと順番に大きくなっていきます。
次にでてくる数字の26はバッテリーの長さ(横幅)で
私のバッテリーは26となっていますから26cmということになります。
最後のアルファベットRはマイナス端子が
右左のどちらにあるか、LeftなのかRightなのかということを表します。
こんなのどっちでもよさそうなものですがどうなんでしょう??
ただ、サブバッテリーの配線は太く短くが基本で
おそらくギリギリの長さで設計されているでしょうから今までついていたものと
同じやつを選んでおいた方がいいでしょう。
一通りお勉強したところでいよいよサブバッテリー選びに入っていくわけですが
ここでいきなり躓いてしまいました。
キャンピングカー乗りの方ならバッテリーには
スターターバッテリーとディープサイクルバッテリーの二種類があることはご存じだと思います。
そしてサブバッテリーは限界近くまで深く使ってから充電することが前提の
ディープサイクルバッテリーが使われることがほとんどだと思いますし、コメントでもディープサイクルバッテリーが良いとアドバイスいただいているのですが私の購入したリンエイMOMOのサブバッテリーはスターターバッテリーが使われているようなのです。
どちらにしたらいいんだろう・・・
さらに調べていくと同じディープサイクルバッテリーでも電圧を高くしてやらないと満充電にならない物があったりする一方でパワーソニックのバッテリーのように高い電圧で充電してはいけないものもがあるみたい。
そうなるとサブバッテリー選びは充電システムに合ったバッテリーを選ぶのが良さそうです。
言い換えると最初についていたのと同じものを付けるのがいいということです。
ただ、素人が考えても電子レンジや冷蔵庫、TVを使いまくるキャンピングカーのサブバッテリーには
ディープサイクルバッテリーがいいような気がするんだけど・・・
もやもやした気分でいるのは精神衛生上よくないと思い
リンエイの担当さんに電話して今回のトラブルの内容を説明(異臭がしてバッテリーが膨らんで熱をもったこと)してみると
皆さんからコメントいただいた通り原因はおそらく過充電で
バッテリーの劣化により起こったのではないかということでした。
弱ったバッテリーを充電しても電圧が上がらない為充電時間が長くなって過充電になるということのようです。
ついでにこれを機にサブバッテリーをディープサイクルのものに
変えてみたいという話もしてみたのですが
ここで興味深い話をしていただきました。
ぴっぴこさんハイエースは毎日乗るんですよね??
それはそうです。通勤とか買い物とか一台で全てを済ませたいから
キャブコンではなくバンコンを選んだんです。
そうなると当然サブバッテリーも毎日充電されますよね。
(MOMOの場合はソーラーパネルも標準でついていますから乗らなくても充電されますね。)
こういう使い方にはスターターバッテリーの方が合っているんです。
自動車用バッテリーは常に充電しながら使っているでしょ??
なるほど~
確かにそれも一理あるな!!
それにリンエイ製キャンピングカーの充電システムはスターターバッテリーを使う前提で作ってあるので
過充電に弱いディープサイクルバッテリーはおすすめできないという話でした。
これは一般的なキャンピングカービルダーのサブバッテリーに対する考え方とは
少し違うかもしれませんが
私としては納得できる説明でありバンコンに特化した会社だからこそ辿り着いた答えなのだと感じました。
実際購入当初はアイドリングなし外部電源なしで電子レンジ使いまくったりと
まったくの無計画、労りなくサブバッテリーを酷使してきたわけですが
それでも二年間は使用できたわけです。
ディープサイクルバッテリーでも上手に使って寿命は3年程度という話も聞きますから
使用上問題がないのであればスターターバッテリーでいいのではないか。
ということで購入するサブバッテリーは決定です
P1130431.jpg
今回買ってみたのは
韓国製 ATLAS(アトラス) バッテリー  MF95D26R

アトラス バッテリー ATLAS 自動車用 95D26R トヨタ セルシオ

価格:7,780円
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感想(2件)

早速取り付けと行きたいところですが
今の段階でかなりの長文となってしまいましたので続きは次回ということで(^-^;

コメント

  1. 黒鯛 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    バッテリーの事を色々と勉強をなされましたね。
    リンエイさんのおっしゃる事が正解だと思います。
    ディープサイクルを船のエレキ電源に使った事がありますけど、とことん最後まで使っちゃうとそんなに違いが無かったように思います。
    充放電を繰り返すと液も減るので、メンテナンスフリーと書いて在っても、こまめに点検をして”必ず同じ液面”にする事が大事です。
    バッテリーの持ちは、容量ですから大きい物を付けた方が良いです。
    バッテリーも乾電池と同じように有名なメーカーが良いです。
    既に購入した物を否定するわけじゃないけど、お勧めはパナかGSユアサです。
    国外メーカーは当たり外れが極端に出ます。
    そして、国内の方が2倍位の耐久性を出す時があります。
    少し話がずれますがバイクのバッテリーは、1番目がGSユアサで2番目にFBですね。中華製の場合は当たれば2年位で、外すと3ヶ月位かな(笑) 国産は3年以上持ちますけど値段が高いですね(笑)
    長文成ってしまい、申し訳ありません。

  2. 自遊自足 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    色々あるものなんですね 勉強になりました。

  3. ぴっぴこ より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    黒鯛さん
    いつもいろいろ教えていただきありがとうございます。
    > 充放電を繰り返すと液も減るので、メンテナンスフリーと書いて在っても、こまめに点検をして”必ず同じ液面”にする事が大事です。
    このことが気になっていたんです
    なんでメンテナンスフリーなのに液を補充する穴があるんだろう??って
    やはり点検は必要なんですね。
    バッテリーはメーカーによって性能もちがうんですね!!
    言われてみればそうだよな~って思いますが
    この時はとにかく安い物♪って思っておりましたのでそこまで気が回りませんでした。
    スターターバッテリーならディープサイクルと比べてかなり安く購入できますので
    良い物を購入してもそこまで高額にはならないでしょう。
    次回は性能重視でしっかりしたものを選んでみようと思います。
    それにしても黒鯛さんエレキ付きの船に乗っていたんですね!!
    私も一時本気で船舶免許をとりたいと思ったいことがあって
    その時はどう考えても私の経済力では持て余すと思って忘れていたのですが
    今は安い物も沢山売っていますから出力の低いやつで遊んでみてもいいかなと思っています。

  4. ぴっぴこ より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    そうなんです。
    ディープサイクルを選んでおけば間違いないと思っていたのですが
    充電システムに合わないバッテリーを積んでしまうと
    寿命が極端に短くなったりすることもあるみたいですから
    慎重に選びたいですね。

  5. もにょ助 より:

    SECRET: 0
    PASS: 40788720fd5fe845b5420477c1a62ccf
    とても参考になりました。
    まだ3回しかプラムで車中泊してないくせに
    心配性の私は2ヶ月に1度の頻度で液面チェックしています。
    納車時から上限ラインと下限ラインの中間くらいに液面があるのですが
    ネット情報だと上限ラインに合わせておいた方が良いともありますね。
    ほんとにギリギリまで入れた方が良いのかな?ちょっと怖い気が・・
    車中泊後に帰宅した際、ボルトメーターで電圧確認していてますが
    回復がとても早いと感じています。
    リンエイの走行充電システムは他のビルダーのそれより
    強力(高効率)なのだと担当M氏から何度か聞かされました。
    スターターバッテリーを採用しているのもそのせいですかね。
    併せてソーラーシステムも変換効率の良い「単結晶タイプ」
    を採用しており充電が早いのかもしれません。

  6. 黒鯛 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    液面のチェックは横から見なくてもキャップを外せれば上から見て出来ます。
    キャップを外すと下に向かってガイド(セパレーター)が2つ在ります。
    そのガイド(セパレーター)に液面が着いたら適量です。 液面がガイド(セパレーター)に付くと猫の目のように成ります(笑)
    分かりやすく解説してる所が在りました
    ↓  ↓
    https://www.wikihow.jp/%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%BC%E6%B6%B2%E3%81%AE%E9%87%8F%E3%82%92%E7%A2%BA%E8%AA%8D%E3%81%99%E3%82%8B
    ガイド(セパレーター)がGSYUASAで分かりやすく解説してあります。
    バッテリー液補充時の所です。
    https://gyb.gs-yuasa.com/knowledge/car_donot.html
    補充の時は外さなくて大丈夫です。私は外さずにやってました。
    気を付ける事は、手袋をしてキャップ付近を綺麗に拭いてから、こぼさないように液補充をして、終わったら綺麗に拭きましょう。手袋や拭いた布は”絶対にシート等に置かない”でバケツ等に入れて回収して水洗いをするか捨てましょう。

  7. ぴっぴこ より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    黒鯛さん
    いつも丁寧に教えていただきありがとうございます。
    今日は仕事が半日で終わりだったので早速サブバッテリーを確認ガイドらしてきました。
    ガイドらしき物も見付けることができ
    液量が十分であることを確認することができました。
    補充の際もコード等干渉することがないのでバッテリーを取り外す必要はないですね!!
    実は取り付けの時何度も火花をだしてしまい
    極力自分で取り付け取り外しはしたくないと思っていたので
    このことが確認できて安心しました(^^;)

  8. 奥田 より:

    SECRET: 0
    PASS: 0fddb024d1eb542dba347a4e7fddca13
    初めましてリンエイライトエースmomoに乗っています
    サブバッテリーの走行充電器はどの辺りに付いているかご存知でしたら教えてくださいサブバッテリーが充電出来なくなり点検しているのですが原因がわかりません。

  9. ぴっぴこ より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    はじめまして
    ようこそお越しくださいました。
    私も走行充電がどこにあるか知りたくていろいろしらべたのですが分かりませんでした。
    ただ一度サブバッテリーが充電できなくなった時に赤と黒でon.offとかいてあるシルバーのスイッチがoffになっていてこれをonにしたら動きだしたことがありました。自分では触った記憶がなかったので何かの拍子に誤って触ってしまったのだと思います。
    同様にソーラー充電がされなくなった時も別の黒いスイッチをオフにしていました。もしかしたら気付かないうちにスイッチを動かしてしまっている可能性もあるかむかもしれないので一度確認してみて下さい。
    http://kozakura71.blog91.fc2.com/blog-entry-410.html
    このアドレスをコピー、検索していただき一番下に写っているのが走行充電とバッテリーをon.offするスイッチだと思います。
    因みにサブバッテリーが劣化による過充電で異臭を発した時もこのスイッチで充電を止めて帰ってきました。

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