1月の13.14.15日に玉掛けの資格をとりに教習所に行ってきました。
玉掛けってなんだろう??
玉掛けとは、つり上げ荷重1トン以上のクレーン
等を使用して荷物をつり上げる時に、
ワイヤロープやチェーンなどの用具を用いて
荷物をクレーンなどのつり具に掛けたり、
外したりする作業のことをいいます。
労働安全衛生法では制限荷重が1トン以上の揚貨装置、
又はつり上げ荷重1トン以上のクレーン、
移動式クレーンもしくはデリックを使用して
玉掛け作業を行う場合は、玉掛け技能講習修了した者
その他厚生労働大臣の定める者が従事することを要求しています。
って自分で書いててなんだかわからなくなってきましたが
玉掛けする荷物の重さじゃなくて、
クレーンやデリックのつり上げ荷重が1t以上の場合は
玉掛けの資格が必要だよってことです。
そして有資格者の下で補助的な業務を行うに当たっては
資格不要との事なので、私が資格を持っていれば
将来活躍の幅が広がるんじゃないか!!
そんな思いで三日間、19時間の講習を受けてきました。
講習の内容も全然知らないで
思い付きで参加してしまった玉掛け技能講習ですが、
やってみるとなかなか難しい・・・
まずは玉掛けに必要な力学を勉強。
モーメントを計算してつり合う点をだしたり、
ワイヤーを選択する際に必要な質量計算をしたり・・・
例えば1㎥当たりの質量は樫の木0.9t、桐の木0.3tでだいぶ違います。
これが鉛だったりすると11.4tになって
同じ形をしていたとしても、必要になるワイヤー強度は
全然違ってしまいます
これを理解していないと
ワイヤーが切れて荷物が落ちちゃったり、
最悪クレーンが倒れちゃったりする可能性もあるわけで、
とっても危険。
もっと大変だったのが実技。
先ずは質量目測といって見た目で重さを判断し
必要なワイヤーを選択するテストを受けます。
それが終わると、自分が玉掛け指揮者になって補助者二人と
クレーンに指示をだして荷物を玉掛け、
他の場所に移動するといったテストを受けます。
声だけじゃなく決められた手合図を使ってクレーンを
操作してもらうわけですが、
緊張で合図を忘れそうになったり
補助員が変なとこに行っちゃったり、
緊張感が長く続いたので本当に疲れてしまいました。
幸いにも学科テスト、実技テスト共に
補習なしでクリアすることができましたが、
実際現場でスムーズに指示ができなければ
意味がありません。
いざという時の為にしっかり勉強しておきたいと思います。
さぁ!!
今日は二週間ぶりの休み。
何して遊ぼうかなぁ
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