理想のヘッド車！？　マツダCX-3

前回はスタックに苦しめられ
四輪駆動車が気になっているという記事を書きましたが、
そんな時、以前から気になっていた車が発売になりました。
マツダのCX-3です。
我が家で車を選ぶ際に一番問題となるのは
ガレージ寸法で、トレーラーを牽き続ける事を前提で考えた場合
ヘッド車かトレーラーを全長４ｍ前後に抑える必要があります。
そうなると既に駐車場には二ワドーのトレーラー、全長約４ｍ５０が
置いてあるのでヘッド車の全長をを４ｍ前後に抑えるのが
一番手っ取り早い方法となります。
それを満たしたうえでの四輪駆動車で
トレーラー牽引に負けない車両重量
（私の経験では、けん引免許無しサイズでも１３００ｋｇ位あった方がいいと思う）と
強度があり、さらにカッコイイとなると
今までなかったんですよね。
.
それらの希望をほとんど満たして登場したのがマツダのCX-3。
これは試乗しないわけにはいかないでしょ！！
という事で早速実物を見に行ってきました。
先ず一番大事なボディーサイズは
全長4275mm×全幅1765mm×全高1550mmで
最高出力：77kW（105PS）4000rpm／最大トルク：270N・m（27.5kgf・m）1600-2500rpm
車重はトランスミッションやグレードにもよりますが、だいたい1300kg前後。
欲を言えば全長を、あと20ｃｍ削って欲しいところですが
とりあえず合格です。

小さな高級車
キーを受け取り車に乗り込む。
なんだ、この高級感！！
とてもＢセグメントの車とは思えない。
個人的にはフォルクスワーゲンやアウディーの内装に
迫るレベルだと思いました。
運転席から写真を撮ったので
どうしてもアップのものばかりで
全体的な雰囲気をお伝えする写真がない事に
今気付きました


オートエアコンが装備されている車って
買った事がないんだけど、どうなんだろう？？
快適なんだろうなぁ。
ＣＤを出し入れする口の下には
スマートフォンを充電するUSBコネクタがあります。
この車、ナビにハードディスクが付いていないんだけど、
音楽はＵＳＢメモリにいれて聴けばＯＫ。
最近はyoutubeが便利でプレイリストを作って
自分の好きな順番に再生できるけど、
スマートフォンで再生してナビ画面で見たりできるのかな？？
今度聞いてみよう。

レザーシートの車にいつか乗ってみたかったんだよね。
高級大型車や、小さくてもヨーロッパの車には
オプション設定があるけど、
日本の小型車には設定がない事がほとんどですね。
レザーシートが付いたフィアット５００や
アルファロメオジュリエッタなんて最高にカッコいいと思う。
最近ではお金があっても小さい車に乗りたい人も多いから
小さな高級車、流行るんじゃないでしょう？？

そうそう、一番気になっていた後席の足元スペース。
身長172ｃｍの私を基準にフロントシートをセット。
そのままリアシートに座ると、ニースペースは
手のひらが入る程度。
膝が当たる部分はシートを削って
スペースを稼いでいるみたいだけど・・・
ちょっと狭いなぁ～
実際には私が後席に座る事はないので、
身長160ｃｍのぴょこさんに座ってもらうとこんな感じ。
広くはないけど、プジョー207と同じくらいと言っていました。
荷室は、このボディーサイズから考えると広大。
大きな車から小さい車に乗り換えた時に
一番戸惑うのが荷物の置き場で、
アストロからプジョーに乗り換えた時は、
買い物の度に、いちいち置き方を考えるのが煩わしかったけど
この位スペースがあれば十分でしょう。
個人的には荷室をあと５ｃｍ削って
後席スペースに当てて欲しかったな。
荷室は最悪ルーフキャリア付ければ増やせますから。

SKYACTIVの威力
ひと通り内部を確認したところで、エンジンスタート。
今の車は鍵を回さずに、スタートボタンを押すだけなのは知ってるよ！！
一瞬ディーゼルエンジンっぽい音がするけど、
会社のトラックとは別物、すごいよこれ。
ＣＸ－３をディーゼルのみで販売するという
マツダの自信にも納得です。
こだわりのオルガンペダルを踏み込み試乗開始。
最大トルク：270N・mの強烈な加速を期待していたのですが・・・
思ったよりマイルドな加速。
ただ、これは味付けの問題で
日常生活においては、踏めば踏んだだけパワーがでる
このような設定の方が使いやすいでしょう。
変速マナーは上品でタコメーターを見ていると
2000回転位でポンポン変速していく。
普段シングルクラッチのロボタイズドＭＴに乗っているせいもあるかと思うけど、
タコメーターを見ていないと変速したのが分からない程滑らかにギアが変わる。
今のＡＴってみんなこうなの？？
流石に踏み込むとディーゼルエンジンである事を主張しますが、
ガラガラ音が嫌いな人もいるし、
好みの問題なんだろうけど、ＳＵＶだし
この位の音なら力強さを感じていいと思う。
このガラガラ音は何故か1500回転を境に嘘のように消え
逆にロードノイズが目立ってくる。
個人的にはこっちの方が気になりましたが、
静かなエンジンが仇となっているのでしょう。
ちなみに、このガラガラ音
オプションのナチュラル・サウンド・スムーザーを装着することで
低減できるらしいです。
最新のデバイス
それにしても最近の車は凄いですね。
停車の度に勝手にエンジンが止まるアイドリングストップは当たり前。
エンジンが止まっている間、その時間がパーセンテージで
画面に表示されるんだけど、この辺りでは比較的流れがよいと思われる
裏道でも４割位の時間エンジン停止していました。
こうして表示されちゃうとアイドリングが
いかに多いかという事がわかります。
うちのプジョーもマニュアルでアイドリングストップ車に・・・
そう思いましたが、
アイドリングストップ装着車は
発電機を回すことでスターターの負荷を軽減したり、
ピストンの位置を計算して爆発の力で始動を補助したりする等
頻繁なエンジンストップを計算して設計されているそうです。
アイドリングストップ機能がない車を
マニュアル操作でアイドリングストップ車にするのは
故障の原因になってしまうのでやめておきましょう。
ディーラーに戻る直前、いきなりビィーッと音がしました。
思わずなんか踏んじゃった？？
そう言ってしまいましたが、
これは車両がセンターラインなんかを踏み越える可能性がある時に
警告音でドライバーに注意を促すというもの。
アクセルやウインカーの操作で意図的に車線をまたぐ時は
不要な警告をださないよう工夫されているそうです。
これ、居眠り運転とか
ちょっと脇見しちゃった時に威力を発揮するんだろうな。
そんな事はないように運転しているつもりだけど、
人間の操作に絶対なんてないですからね。
あると安心な装備です。
あると安心といえば、ブラインド・スポット・モニタリングなんていうのもあります。
これはリアバンパーの内側に付けたモニターで側面や後方から
接近する車があると、ドアミラーに内臓されたインジケーターの点滅と
音で警告をだし注意を促してくれるそうです。
首都高等多く走る人は付けて損はないでしょう。
他にも速度調整まで自動でしてくれる
レーダークルーズコントロールや、
追突しそうになった時に自動でブレーキをかけ
衝突を回避する機能なんかもありました、。
まだまだ、書ききれない程
面白い機能がありますので、
気になる方は調べてみて下さい。
ライバルは欧州車！？
カッコイイしトレーラー牽引にぴったりなディーゼルエンジンだし
久しぶりにいい車を見たので、見積もりをとってしまいました。
真ん中のグレードＸＤ　ツーリングでコミコミ３３０万オーバー
デミオベースのＳＵＶでこんなにすんの・・・
なんとなく気づいてはいましたが、なかなかのお値段。
冷静に考えると格上のスバル　フォレスターや日産エクストレイル、
マツダの中でもCX-5やアクセラが射程に入ってしまう。
確かに内容を考えるとＶＷゴルフや
アウディーのプレミアムコンパクトとも十分戦えるレベルなので
それくらいするのかなぁと言う気もしなくはないのですが、
「ちょっと高いかな」が私の感想です。
でも、やっぱり欲しいなぁ。
ＣＸ－３はＳＵＶだからアウトドアが似合う車だけど、
スマートなデザインだから高級ホテルに止めても違和感なさそう。
そろそろ結婚１０周年、レザーシートのＣＸ－３で
コンラッドやパークハイアットに行って
お祝いしたいなぁ～
ぴょこさん、どうでしょう？？

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