数年前から春になると至る所で咲き乱れる
オレンジ色の花、ナガミヒナゲシが
我家の庭でも開花しました。
とてもきれいな花なので、初めて見た時は
植えてあるのかと思いましたが、
地中海沿岸から中欧にかけてが原産の
帰化植物(人が持ち込んだ植物が野生化したもの)で、
アルカリ性の土壌を好む植物のようです。
コンクリートの隙間から沢山生えているのを
目にするのは、この為です。
自分の庭で見付けた時は
喜びすら覚えたこの花ですが、
実は厄介な植物らしいのです。
その理由は旺盛な繁殖力。
下の写真は花が散った後のナガミヒナゲシ。
(昨日咲いた花は今朝には散ってしまいました。
どうやら一日花のようです。)
割ってみると沢山の種!!
一つの花には1000~3000の種が入っているそうです。
コンクリートだらけの場所でも成長する
この種が3000もばら撒かれたら・・・
他の草花を駆逐してしまう事は
想像に難くない
もし、庭に咲いてしまった時は
除草機等で駆除してしまうと
逆にばら撒いてしまうことになるので、
花を楽しんだ後、直ぐに実を摘み取って捨ててしまいましょう。
隣には次の花が咲く準備をしていました。
自分で育てた花が枯れてしまわないように、
しっかりチェックしなきゃいけないな!!
*ケシ科ですが阿片の原料になる成分は入っていない為
栽培は問題ありません。
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